民謡とは?
みんよう
民謡とは、特定の地域や民族の間で長く伝承されてきた伝統的な歌謡で、日常生活や風土に根ざした音楽のことです。
民謡(みんよう)とは、特定の地域・民族・職業集団などの共同体の中で、口承(くちずたえ)によって代々受け継がれてきた伝統的な歌謡の総称です。英語ではfolk song(フォークソング)と呼ばれます。作詞・作曲者が不明なことが多く、地域の人々によって少しずつ変化しながら伝えられてきた点が大きな特徴です。
民謡は生活の様々な場面と結びついており、その用途によって分類できます。
- 労働歌:田植え・漁・機織りなどの仕事の節に合わせた歌(例:秋田の「米搗き唄」)
- 祭礼歌・行事歌:神事・祭り・冠婚葬祭に伴う歌(例:各地の盆踊り唄)
- 子守唄・遊び歌:子どもの生活に根ざした歌
- 酒席歌・座敷歌:宴席を盛り上げる歌(例:「花笠音頭」など)
日本の代表的な民謡には「ソーラン節」(北海道)、「秋田音頭」(秋田県)、「阿波踊り」(徳島県)、「おてもやん」(熊本県)など各地に固有の曲目が存在します。世界各地にも固有の民謡があり、その国・地域の歴史や言語・音楽観を反映しています。近年は伝承者の高齢化による消滅の危機が指摘される一方、現代アーティストによるアレンジ・復興の試みも盛んです。
使い方・例文
夏祭りの盆踊りで「炭坑節」や「東京音頭」が流れる場面や、音楽の授業で地元の民謡を鑑賞・合唱する場面で「民謡」という言葉が登場します。
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