テントウムシとは?
てんとうむし
テントウムシとは、半球形の丸い体に鮮やかな模様を持つ小さな甲虫で、アブラムシを食べる益虫として知られています。
テントウムシ(天道虫)は、甲虫目(コウチュウ目)テントウムシ科に属する昆虫の総称です。日本には約180種が生息しており、世界全体では5000種以上が知られています。体長は種類によって異なりますが、一般的に数ミリ〜1センチ程度の小さな虫です。
テントウムシの最大の特徴は、鮮やかな赤や黄色の地に黒い斑点が並んだ目立つ体色です。この色は警戒色(警告色)と呼ばれ、捕食者に対して「自分は食べると危険だ」というシグナルを発しています。実際、脚の関節から苦みのある黄色い液体を分泌して身を守ります。
日本でよく見られる代表的な種には次のものがあります。
- ナナホシテントウ:赤地に7つの黒斑。最もなじみ深い種で、アブラムシを大量に食べる益虫として知られます。
- ニジュウヤホシテントウ:28個の斑点を持ち、野菜の葉を食害する害虫。
- ナミテントウ:斑点の数や色彩のバリエーションが多い種。
ナナホシテントウのような肉食性のテントウムシはアブラムシを1日に数十匹食べることができ、農業上の害虫を自然に減らす益虫として農家から歓迎されています。春から初夏にかけて活動が活発になり、冬は落ち葉の下などで集団越冬することでも知られています。
使い方・例文
庭の植物にびっしりついたアブラムシを食べてくれる虫として「テントウムシが来てくれた」と喜ばれる場面や、小学校の理科で身近な昆虫として観察・飼育の対象として登場することが多いです。
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