チッタラとは?
ちったら
チッタラとは、イタリア・アブルッツォ州発祥のギター型の木枠道具で打ち作るスパゲッティ風の角断面麺で、その道具の名から「ギター麺」とも呼ばれます。
チッタラ(Chitarra)は、イタリア語でギターを意味する言葉に由来するパスタで、正式には「スパゲッティ・アッラ・チッタラ(Spaghetti alla Chitarra)」とも呼ばれます。イタリア中部・アブルッツォ州の伝統的な卵入り生パスタで、チッタラと呼ばれる専用の木製道具を使って成形するのが最大の特徴です。
チッタラ(道具)は木製の長方形の枠に、ギターの弦のように細い金属線を等間隔に張り渡した道具です。卵と小麦粉で作った生地を薄く延ばして道具の上に置き、上からローラーや麺棒で押しつけると、金属の弦が生地を切断して断面が四角い麺になります。断面が正方形に近いため、スパゲッティやリングイネなどの丸断面の麺とは異なるざらつきのある食感と表面積が生まれ、ソースをよく絡みとります。
伝統的な合わせソースはアブルッツォ州の郷土料理「ラグー・アブルッツェーゼ」(ラム肉・豚肉・トマトを使った煮込みソース)で、豊かな肉の旨みと卵生地の麺が組み合わさった力強い一皿です。また、マジョラムやペコリーノチーズを絡めたシンプルな和え麺、トリュフを使った贅沢な仕立てなども知られています。
アブルッツォの家庭では今も受け継がれ続けており、専門道具は料理道具店でも入手でき、自宅での手作りに挑戦するパスタ愛好者からも注目されています。
使い方・例文
チッタラはイタリアンレストランでアブルッツォ地方料理として提供されることがあり、「スパゲッティ・アッラ・チッタラ」の名でメニューに登場します。断面が四角いため通常のスパゲッティとは異なるソースの絡み方が楽しめると説明されることが多い一品です。
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