ツィティとは?
つぃてぃ
ツィティとは、イタリア南部ナポリ周辺発祥の中空の管状ショートパスタで、伝統的に結婚式など祝いの席で供されてきた麺類です。
ツィティ(Ziti)は、イタリア語で「婚約者」を意味する言葉に由来するとも言われる管状のパスタです。イタリア南部・カンパニア州(ナポリ周辺)を発祥地とし、同地域の伝統的な祝い料理に欠かせないパスタとして歴史的に知られてきました。かつてナポリでは結婚式の披露宴でツィティが振る舞われる慣習があったことから、その名がついたとされます。
形状は直径4〜5mm程度の細長い管状で、リガトーニやペンネと同じロングチューブ系のパスタに分類されます。乾燥パスタとして販売される際には長いまま(約25〜30cm程度)の状態のものが多く、調理前に手で折ったり、焼き料理用に使うのが一般的です。表面はスムーズなタイプ(ツィティ)とリッジ(縦溝)入りのツィティ・リガーティ(Ziti Rigati)があります。
ツィティの代表的な料理はナポリ伝統の「パスタ・アル・フォルノ」(オーブン焼きパスタ)です。麺を途中まで茹でてから、ミートソース・リコッタチーズ・モッツァレラチーズ・ゆで卵などと重ねてオーブンで焼き上げる贅沢な一品で、祝い料理として食卓を飾ります。アメリカのイタリア系移民コミュニティにも広まり、アメリカ南部料理にも影響を与えています。
現代では普段使いのショートパスタとしても利用され、トマトソース・クリームソース・ラグーなどさまざまなソースと組み合わせられます。
使い方・例文
ツィティはイタリア系アメリカ料理としても知られており、映画やドラマの中でイタリア系家庭の祝い料理として登場することがあります。ナポリ料理の専門店では「パスタ・アル・フォルノ(オーブン焼きパスタ)」の材料として使われています。
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