タラルルスとは?
たらるるす
タラルルスとは、白亜紀後期の北米に生息した草食恐竜で、アンキロサウルス類の中でも比較的小型で原始的な特徴を持つ鎧竜の一種です。
タラルルス(Talarurus)は、今から約8500万〜7500万年前の白亜紀後期に現在のモンゴルに生息していた草食性の曲竜類(アンキロサウルス類)恐竜です。1952年にソビエト連邦とモンゴルの合同調査隊によって発見され、アナトリー・ロジェストヴェンスキーによって記載されました。
体長は4〜6メートル程度で、アンキロサウルス類としては中型にあたります。体の背面は分厚い骨製の鱗甲(オステオデルム)で覆われており、外敵から身を守るための防御機能を持ちます。尾の先端には骨化した大きなクラブ(棍棒状の構造)があり、これを振り回して肉食恐竜を撃退したと考えられています。この尾のクラブはアンキロサウルス類の代表的な特徴のひとつです。
頭骨は幅広くやや平たく、頭部にも骨質の装甲を持ちます。歯は植物を噛み砕くのに適した形状で、低木や地面近くの植生を食べていたと推測されます。モンゴルのゴビ砂漠で複数の標本が発見されており、白亜紀後期のアジアにおける曲竜類の生態を知る上で重要な恐竜です。
知名度はアンキロサウルスやユオプロケファルスほど高くありませんが、アジア産アンキロサウルス類の研究において欠かせない基準種として専門家に重視されています。
使い方・例文
恐竜専門の図鑑や白亜紀後期のアジアの恐竜を特集した学術書・展示で名前が挙がる恐竜で、アンキロサウルス類の多様性を示す例として紹介されます。
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