シェリー樽とは?
しぇりーだる
シェリー樽とは、スペインのシェリー酒の熟成に使われたオーク製の樽のことで、ウイスキーなどの風味づけに再利用されます。
シェリー樽(Sherry Cask)は、スペインのアンダルシア地方で生産されるシェリー酒(酒精強化ワイン)を熟成・輸送するために使われたオーク製の木樽です。使用後に蒸留酒メーカーへ売却され、ウイスキーなどの原酒を熟成する容器として広く再利用されています。
シェリー樽に使われる木材は主にヨーロピアンオーク(スパニッシュオーク)またはアメリカンオークで、容量によって名称が異なります。
- バット(Butt):約500リットル。シェリー樽の代表的サイズ
- パンチョン(Puncheon):約500リットル前後で形状がやや異なる
- ホグスヘッド:約250リットル。バットの板材を使い組み直すことも多い
シェリー樽で熟成したウイスキーはドライフルーツ・レーズン・チョコレート・スパイスといった豊かな甘みと複雑さを持ちやすく、スコッチウイスキー(特にスペイサイドやハイランド産)でよく採用される熟成手法です。フィニッシュ(後熟)として数ヵ月だけシェリー樽に移す手法もあります。
近年はシェリー樽の入手が難しくなっているため、新樽に一定期間シェリーを漬け込んで「シーズニング(調製)」した樽を使うメーカーも増えています。
使い方・例文
スコッチウイスキーのボトルラベルに「シェリーカスクフィニッシュ」と書かれていたとき、それはシェリー樽で後熟することで生まれたドライフルーツのような風味を示しています。
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