酒精強化ワインとは?
しゅせいきょうかわいん
酒精強化ワインとは、発酵途中や発酵後にブランデーなどの蒸留酒を加えてアルコール度数を高めた特別なワインのことです。
酒精強化ワイン(英語ではフォーティファイドワイン)とは、通常のワイン醸造の途中や完成後に、ブランデーなどの高濃度アルコール(蒸留酒)を添加することでアルコール度数を高めたワインの総称です。一般的なワインのアルコール度数が11〜15%程度なのに対し、酒精強化ワインは17〜22%前後に達します。
アルコールを発酵途中に添加した場合、酵母がアルコールに耐えられなくなって活動を停止するため、発酵しきれなかった糖分が残ります。これにより甘口タイプの酒精強化ワインが生まれます。発酵完了後に添加した場合は辛口タイプが多くなります。
世界的に有名な酒精強化ワインには以下のものがあります。
- ポートワイン(ポルトガル):甘口で赤が代表的、チョコレートなどと合わせて食後に楽しまれる
- シェリー(スペイン):辛口から甘口まで幅広いスタイルがある
- マデイラ(ポルトガル・マデイラ島):熱処理による独特の風味が特徴
- マルサラ(イタリア・シチリア):料理用にも使われる
アルコール度数が高いため保存性に優れ、長期熟成に向いているという特性があります。食後酒・デザートワインとして、また料理の風味付けにも広く使われています。
使い方・例文
ポートワインは食後のデザートタイムに小さなグラスで提供されることが多く、チョコレートケーキやブルーチーズとの組み合わせで楽しまれます。
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