コリアンダーの実とは?
こりあんだーのみ
コリアンダーの実とは、地中海・アジア原産のセリ科ハーブ「コリアンダー」の果実(種子)を乾燥させたスパイスで、爽やかな柑橘系の香りが特徴です。
コリアンダー(Coriandrum sativum)はセリ科の一年草で、葉はパクチー・シャンツァイとも呼ばれ料理に使われますが、完熟・乾燥した果実(一般に「種子」と呼ばれる)もスパイスとして広く利用されます。これがコリアンダーの実(コリアンダーシード)です。
コリアンダーシードの歴史は古く、古代エジプトの遺跡からも発見されており、聖書にも記述があります。原産地は地中海東部から中東・西アジアとされ、現在はインド、モロッコ、中国などが主要産地です。
コリアンダーシードの主な特性と用途は以下のとおりです。
- 香り:柑橘(オレンジ・レモン)に似た爽やかな甘い香りで、葉のような独特の青臭さはほとんどない
- カレーの基本スパイス:ガラムマサラや各種カレー粉の主要原料のひとつ
- ソーセージ・ピクルス:ヨーロッパでも肉加工品や漬け物の香り付けに使用
- パン・菓子:北欧やロシアでライ麦パンの風味づけに使われる
- 薬効:消化促進・抗菌作用があるとされ、伝統医学でも利用
ホールのまま炒って使うと香りが引き立ち、挽いてパウダーにすることでカレーやマリネに混ぜやすくなります。葉のパクチーが苦手な人でも、シードは穏やかな香りで受け入れやすいスパイスです。
使い方・例文
カレーを手作りする際、コリアンダーシードをフライパンで乾煎りしてからミルで挽くと、市販のカレー粉とは異なる奥行きのある香りが加わります。
この用語をシェア
最終更新: