ゲッコーとは?
げっこー
ゲッコーは壁や天井を自在に歩く能力を持つヤモリ類の英語名で、世界中に1500種以上が分布する多様なトカゲのグループです。
ゲッコー(gecko)は、有鱗目ヤモリ科などに属するトカゲ類の英語名・総称で、日本語では「ヤモリ(守宮)」に相当します。世界中の熱帯・亜熱帯・温帯地域に分布し、現在1500種以上が知られており、爬虫類の中でも特に種数の多いグループの一つです。
ゲッコーの最大の特徴は、壁や天井など垂直・逆さまの面を難なく歩ける能力です。この能力は足の裏のラメラ(薄板状の構造)に秘密があり、無数の微細な毛(剛毛)がファンデルワールス力と呼ばれる分子間力によって表面に付着します。吸盤ではなく分子間力であるため、濡れた面や真空中でも有効です。この仕組みはロボット工学や接着素材の研究にも応用されています。
ゲッコーの多様性は外見にも表れており、目が非常に大きく鮮やかな色彩を持つ種から、樹皮に完璧に擬態するヒラオヤモリなど、形態は様々です。多くの種は夜行性で昆虫を主食とし、独特の鳴き声を出すことでも知られています(gecko という名前自体、鳴き声が語源とも言われます)。
ペット市場では人気が高く、ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)やクレステッドゲッコーなどが広く飼育されています。比較的飼育しやすい種も多いため、爬虫類飼育入門種として選ばれることも多いです。
使い方・例文
家の壁や窓にへばりついて虫を食べるヤモリを見かけた際、あるいはペットショップでヒョウモントカゲモドキが販売されているのを見たとき、それらはすべてゲッコーの仲間です。
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