カイマンとは?
かいまん
カイマンとは、中南米の湿地帯や河川に生息するワニ目アリゲーター科に属する爬虫類の総称で、アリゲーターに近い仲間です。
カイマン(caiman)は、ワニ目アリゲーター科カイマン亜科に分類される爬虫類の総称で、主に中南米の熱帯・亜熱帯地域に生息します。現在認められている種はクロカイマン、メガネカイマン、コビトカイマンなど6〜8種です。
カイマンはワニ(クロコダイル科)とアリゲーター(アリゲーター科)の近縁ですが、次の点で区別されます。
- 口を閉じたとき下顎の歯が見えない(アリゲーターと同様)
- 腹面の骨板(腹甲)に骨質の鱗をもつ
- 体サイズはクロコダイルよりも一般に小さい種が多い
種によってサイズは大きく異なります。コビトカイマンは全長1.2〜1.5メートルと最小ですが、クロカイマンは4〜5メートルに達し、アマゾン最大の爬虫類捕食者の一つです。食性は魚・カエル・水生無脊椎動物が中心で、大型種は哺乳類なども捕食します。
カイマンは熱帯雨林の河川・湿地生態系において重要な役割を果たしており、個体数の増減がその生態系のバランスに影響します。最も個体数が多いメガネカイマンは比較的安定していますが、クロカイマンは20世紀に乱獲で激減し、保護活動によって一部地域で回復しています。
使い方・例文
アマゾン川流域を訪れるエコツーリズムでは、夜間のボートツアー中にカイマンの目がライトに反射して光るのを観察する体験が人気で、熱帯湿地の生態系を実感できるプログラムとして提供されています。
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