湿地とは?
しっち
湿地とは、一年を通して水を多く含んだ湿った土壌が広がり、特有の植物や生き物が生息する土地のことです。
湿地とは、沼や沢、湿原などのように、一年を通して土壌が水分を多く含み、湿った状態が保たれている土地のことです。川の氾濫原や海岸近くの干潟、山間の湿原など、成り立ちや水の性質によっていくつかの種類に分けられ、それぞれ異なる生態系を育んでいます。
常に水分が多いため酸素が少なく、特殊な環境に適応した植物や微生物が分解を行い、泥炭と呼ばれる有機物が堆積しやすいのも特徴です。こうした環境にはミズバショウやヨシなどの湿地特有の植物のほか、渡り鳥や水生昆虫、両生類など多様な生き物が集まり、他では見られない独自の生態系を形づくっています。
湿地は雨水を一時的にたくわえて洪水を和らげたり、水を浄化したりする働きも持つため、「地球の腎臓」とも呼ばれます。乱開発によって世界的に湿地が減少していることから、ラムサール条約などによって保全の取り組みが進められています。
また、河口付近に広がるマングローブ林も、海水と淡水が入り混じる特殊な湿地の一種として知られています。
使い方・例文
釧路湿原は日本を代表する湿地で、タンチョウの生息地としても知られている。
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