干潟とは?
ひがた
干潟とは、潮の満ち引きによって干潮時に海面上に現れ、満潮時には海中に沈む、砂や泥が堆積した平坦な地形のことです。
干潟とは、遠浅の海岸や河口付近で、潮汐(満ち引き)の変化によって干潮のときに海面上に現れ、満潮のときには水没する砂や泥の平坦な地帯のことです。英語ではtidal flatまたはmudflatと呼ばれます。
干潟が形成されるのは、波や流れが穏やかで砂や泥が堆積しやすい湾内・河口・ラグーン(潟湖)などです。堆積物の種類によって、砂干潟・泥干潟・砂泥干潟に分けられます。
干潟は生物多様性の宝庫として非常に重要な役割を担っています。
- 底生生物の生息地:アサリ・シジミ・ゴカイ・カニ・ハゼなど多様な生き物が暮らし、渡り鳥の重要な採餌場になっています。
- 水質浄化:砂や泥に住むバクテリアや底生生物が有機物を分解し、海水をきれいにする自然のフィルターとして機能します。
- 炭素貯留:干潟の堆積物は二酸化炭素を閉じ込めるブルーカーボン生態系の一つとして注目されています。
日本では東京湾・有明海・伊勢湾に広大な干潟がありましたが、高度経済成長期の埋め立てによって多くが失われました。現在は谷津干潟(千葉県)などがラムサール条約登録湿地として保護されており、干潟の保全・再生が生態系保護の観点から重視されています。
使い方・例文
潮干狩りでアサリを掘る体験は干潟の典型的な利用例で、干潮時に現れた砂地が豊かな生き物の棲みかであることを実感できます。
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