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カイパーベルトとは?

かいぱーべると

カイパーベルトとは、海王星軌道の外側に広がる氷天体や小天体が多数集まる円盤状の領域のことです。

カイパーベルト(Kuiper Belt)は、太陽から約30〜50天文単位(AU)の範囲に広がる、小天体が密集した円盤状の領域です。1992年に最初のカイパーベルト天体(KBO)が発見され、以来数千個以上の天体が確認されています。名称は天文学者ジェラルド・カイパーに由来しますが、実際にはその存在を先に予測したのはケネス・エッジワースであるため「エッジワース・カイパーベルト」とも呼ばれます。

カイパーベルトに含まれる天体の多くは水、メタン、アンモニアなどの氷と岩石で構成されており、太陽系形成初期の残骸と考えられています。これらは惑星形成の際に巨大ガス惑星(特に海王星)の重力に乱されて惑星へと成長できなかった微惑星の名残です。

カイパーベルトに関連する代表的な天体には次のものがあります。

  • 冥王星(プルート)—最も有名なカイパーベルト天体で、2006年に矮小惑星に再分類
  • エリス—冥王星よりわずかに質量が大きいとされる矮小惑星
  • ハウメア・マケマケ—ともに矮小惑星に分類されるKBO

カイパーベルトは短周期彗星の供給源でもあると考えられており、そこから外れた天体が太陽に接近すると彗星として観測されます。NASAの探査機ニュー・ホライズンズは2015年に冥王星に接近し、その後もカイパーベルト内の天体探査を続けています。

使い方・例文

「冥王星は長らく第9惑星とされていたが、カイパーベルトに同様の天体が多数見つかったことで矮小惑星に再分類され、太陽系の定義が見直された。」

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