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微惑星とは?

びわくせい

太陽系形成の初期段階に原始太陽のまわりのガスと塵が集まってできた、直径数キロメートル程度の小天体です。

惑星びわくせい、planetesimal)とは、太陽系が誕生した約46億年前、原始太陽を取り巻く原始惑星系円盤の中でガスと塵(岩石・氷の微粒子)が徐々に集積してできた、直径数百メートルから数十キロメートル程度の固体小天体です。「プラネテシマル」とも呼ばれます。

太陽系形成の理論では、微惑星が惑星誕生の出発点として位置づけられています。その形成プロセスは次のように理解されています。まず原始惑星系円盤の中でダスト(塵)粒子が互いにくっつき合いながら成長します。ある程度の大きさに達すると自身の重力が働き始め、周囲の物質をさらに引き寄せて成長が加速します。微惑星どうしが衝突・合体を繰り返し、原始惑星(プロト惑星)へと成長し、最終的には現在の惑星が形成されたと考えられています。

現在の太陽系にも微惑星の「生き残り」が存在します。小惑星帯の小惑星や、海王星軌道の外側に広がるカイパーベルトの天体、さらには彗星の核なども微惑星の成れの果て、あるいはその破片と見なされています。これらを調べることで太陽系初期の状態を知る手がかりが得られるため、探査機による直接サンプル採取(例:はやぶさによる小惑星リュウグウ探査)が重要な科学的意義を持っています。

使い方・例文

小惑星リュウグウは微惑星の生き残りのひとつと考えられており、探査機はやぶさ2が採取した試料を分析することで太陽系初期の物質組成が明らかにされつつあります。

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