オトヒメエビとは?
おとひめえび
オトヒメエビとは、熱帯・亜熱帯のサンゴ礁に生息する鮮やかな赤白縞模様が美しいエビで、クリーニングステーションで魚の寄生虫を除去することで知られます。
オトヒメエビ(学名:Stenopus hispidus)は、スズメエビ科に属するエビの一種で、英語では「Banded coral shrimp(バンデッド・コーラル・シュリンプ)」と呼ばれます。体長は5〜8センチメートル程度で、白地に鮮やかな赤いバンド(縞模様)が入った美しい外観が特徴です。
最も注目すべき習性は「クリーニング行動」です。岩陰やサンゴの隙間を拠点として「クリーニングステーション」を設け、やってくる魚の体表や口の中に付いた寄生虫・壊死組織・食べカスなどを食べて除去します。魚はこの場所では捕食行動を抑制するため、オトヒメエビは安全に作業することができます。この相利共生関係はサンゴ礁の生態系維持に重要な役割を担っています。
生態と特徴をまとめると以下のとおりです。
- インド洋・太平洋・大西洋の熱帯・亜熱帯域に広く分布
- ペアで生活し、縄張り意識が強い
- 長い白いハサミ脚(第三顎脚)でクリーニング行動を行う
- 観賞魚店でも販売されており、海水魚水槽のクリーナーとして人気がある
その美しさと独特の生態から、ダイビングスポットでも人気の観察対象であり、マリンアクアリウムでも広く飼育されています。
使い方・例文
熱帯のダイビングスポットやサンゴ礁の水族館展示で、魚が口を開けてオトヒメエビのクリーニングを受ける様子を観察することができます。
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