本文へスキップ

ウシカメムシとは?

うしかめむし

ウシカメムシとは、牛の角を思わせる突起を持つ独特の外見が特徴的な、日本に生息するカメムシの一種です。

ウシカメムシ(牛亀虫、学名:Acanthosoma denticaudum)は、カメムシ目ツノカメムシ科に属する昆虫です。名前の由来は、前胸背板の両側にある大きく張り出した角状の突起で、これが牛の角を連想させることからつけられました。

体長は12〜17ミリメートル程度で、背面は緑色や赤褐色を帯びた複雑な模様を持ちます。カメムシの仲間の特徴として、臭腺から独特の臭いを放つ防衛機能を持っています。他のカメムシと同じく、口は針状に変化した口吻(こうふん)を持ち、植物の汁を吸って生活します。

分布は日本全国(北海道・本州・四国・九州)に及び、落葉広葉樹林の周辺に多く見られます。主にサクラ・ウメ・リンゴなどバラ科の樹木の実や葉を吸汁します。成虫は晩夏から秋にかけて出現し、成虫のまま樹皮の隙間や落ち葉の下で越冬します。

ツノカメムシの仲間の中では比較的目立つ外見を持つため、昆虫観察や自然観察の場面でよく取り上げられます。農業面ではバラ科果樹の害虫となることがある一方、自然生態系の中では重要な役割を担っています。

使い方・例文

山林や果樹園の周辺での昆虫観察時に、牛の角のような突起が目立つカメムシとして注目されます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語