本文へスキップ

アルタイルとは?

あるたいる

アルタイルとは、わし座に属する一等星で、夏の大三角を構成する星のひとつであり、日本では彦星(牽牛星)として七夕伝説に登場します。

アルタイル(Altair)は、わし座のα星(アルファ星)であり、夜空に輝く一等星のひとつです。地球からの距離は約17光年比較的近く、太陽の約1.7倍の質量を持つ白色の主系列星です。名前はアラビア語の「飛ぶ鷲(النسر الطائر)」に由来します。

アルタイルの最大の天文学的特徴は、その超高速自転です。自転周期は約9時間と非常に短く(地球の自転は約24時間)、この速さにより遠心力が働いて星が赤道方向に膨らんだ扁平な形になっています。極半径と赤道半径の差は約20%にも達するとされており、惑星形成過程の研究にも示唆を与える興味深い天体です。

アルタイルは夏の夜空における重要な目印でもあります。

  • こと座のベガ・はくちょう座のデネブとともに「夏の大三角」を形成
  • 日本では七夕の「彦星(牽牛星)」として親しまれる
  • 南の空で比較的高い位置に輝くため見つけやすい
  • ベガとアルタイルは天の川を挟んで東西に向かい合っている

日本の七夕伝説では、アルタイルが織姫(ベガ)を慕う彦星として描かれ、年に一度天の川を渡って会うとされています。この伝説は中国の牽牛・織女の故事に由来し、奈良時代には日本に伝わっていたと考えられています。天文学的にも文化的にも日本人に最もなじみ深い星のひとつです。

使い方・例文

七夕の短冊に願いを書きながら、南の空に輝くアルタイル(彦星)を探す習慣は日本の夏の風物詩だ。天文観測では夏の大三角の一角として星座早見盤でも必ず登場する。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語