アルファとは?
あるふぁ
アルファとは、投資においてベンチマーク(市場平均)の騰落では説明できない、運用者の腕や銘柄選択によって生み出された超過リターンを指す指標です。
投資・ファイナンスの文脈におけるアルファ(α)とは、ポートフォリオや投資戦略が市場全体の動きを差し引いた後に生み出した「純粋な超過収益」のことを指します。
たとえば、市場(例:日経平均)が10%上昇したにもかかわらず、あるファンドが15%の利益を上げた場合、その差分の5%がアルファに相当します。逆に市場より低いリターンしか得られなかった場合はアルファがマイナスとなります。
アルファは主に以下の目的で活用されます。
- ファンドマネージャーの運用スキルの評価
- アクティブ運用とパッシブ運用の比較
- 投資戦略の優劣の判断
CAPMなどの資産価格モデルでは、ベータ(市場リスク)と組み合わせてリターンを分解し、「アルファ部分」が投資家にとっての付加価値とみなされます。高いアルファを安定して生み出すことは容易ではなく、多くのアクティブファンドが市場平均を継続的に上回ることは難しいとされています。
なお、「アルファを狙う」という表現は、市場平均以上の収益を積極的に追求する投資スタンスを指します。
使い方・例文
「このヘッジファンドは年間アルファが3%あった」と言う場合、ベンチマークを3%分上回る超過リターンを運用力で生み出したことを意味します。
この用語をシェア
最終更新: