ベガとは?
べが
ベガとは、こと座のα星で、夏の大三角を形成する代表的な恒星のひとつであり、全天でも特に明るく輝く青白色の星です。
ベガ(Vega)はこと座のα星(アルファ・リラエ)で、夏の夜空に高く輝く青白色の恒星です。アルタイル(わし座)・デネブ(はくちょう座)とともに夏の大三角を形成し、日本では七夕伝説の「織姫星」として古くから親しまれています。
ベガは太陽からの距離が約25光年と比較的近く、全天で最も明るい恒星のひとつです。見かけの等級は約0.03等で、北半球では春から秋にかけて観察できます。表面温度が高いため青白く輝き、太陽より約2.1倍大きく、光度は約37倍と推定されています。
天文学的に注目される特徴として、次のような点があります。
- 自転速度が非常に速く、遠心力で赤道方向に膨らんだ扁平な形をしていると考えられている
- 周囲に塵や岩石からなるデブリ円盤が存在することが観測されており、惑星形成の痕跡の可能性が研究されている
- かつての北極星(約1万4千年前)であり、地球の歳差運動により将来再び北極星に近い位置に来ると予測されている
日本の七夕では「天の川を挟んでアルタイル(彦星)と対面する織姫星」として、毎年7月に詩歌や行事の中で語られます。明るく見つけやすいことから、天文観察の入門の星としても最適です。
使い方・例文
七夕の夜に東の空を見上げたとき、天の川の西岸でひときわ輝く白い星がベガ(織姫星)で、夏の星座観察の出発点になります。
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