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アザラシ科とは?

あざらしか

アザラシ科とは、鰭脚類に属する海棲哺乳類の一グループで、世界中の海洋に広く分布する動物の科です。

アザラシ科(学名:Phocidae)は、哺乳綱食肉目に含まれる鰭脚類の科で、「真のアザラシ」とも呼ばれます。耳介(外耳)を持たないことが特徴で、耳のある仲間であるオットセイ科・アシカ科と区別されます。

後ろ脚が後方に固定されており、陸上では前脚と腹筋を使って芋虫のように移動しますが、水中では後ろ脚をひれのように使って素早く泳ぎます。体は流線型で、厚い皮下脂肪が保温と浮力の調節に役立っています。

主な種類としては以下が挙げられます。

  • ゴマフアザラシ:日本近海でもよく見られ、オホーツク海を代表する種
  • ワモンアザラシ:北極圏に生息し、氷の下に穴を掘って呼吸する
  • ミナミゾウアザラシ:アザラシ科最大種で、体長4メートルを超えることもある
  • カニクイアザラシ:南極海に最も多く生息し、実際にはオキアミを主食とする

アザラシ科は魚類・頭足類・甲殻類などを捕食し、海洋生態系の中で重要な役割を担います。多くの種が環境汚染や乱獲による影響を受けており、保護対象となっている種も少なくありません。

使い方・例文

水族館の展示や自然界の観察で「アザラシ」と表示されている動物のほとんどはアザラシ科に属します。北海道の海岸や流氷上でゴマフアザラシが休息している場面がニュースで紹介される際にもこの科名が登場します。

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