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ミナミゾウアザラシとは?

みなみぞうあざらし

ミナミゾウアザラシは南極周辺の亜南極域に生息する、アザラシ類の中で世界最大の種です。

ミナミゾウアザラシ(学名:Mirounga leonina)は、アザラシ科ゾウアザラシ属に属する海洋哺乳類です。オスは体長5〜6メートル、体重2,000〜4,000キログラムにも達し、鰭脚類(ひれあし類)の中で最大の種として知られています。メスはオスよりはるかに小さく、体長は2〜3メートル程度です。

名前の由来は、成熟したオスが持つゾウの鼻のような長い吻(鼻)です。この器官は威嚇の際に膨らませて大きな声を出すために使われ、繁殖期のオス同士の戦いで重要な役割を果たします。

生息地は主に南大西洋・南インド洋の亜南極諸島で、サウスジョージア島やケルゲレン島などが主要な繁殖地です。繁殖期には浜辺に集まり、強いオスがハーレムを形成して多くのメスと交配します。

食性はイカや魚類が中心で、深海1,000メートル以上まで潜水する能力を持ちます。毎年2回(繁殖期と換毛期)陸上に上がる以外は海中で生活し、長距離を回遊します。現在の個体数は比較的安定しており、IUCNのレッドリストでは軽度懸念に分類されています。

使い方・例文

ミナミゾウアザラシは南極観光や自然ドキュメンタリーでしばしば登場し、体格差が際立つオスとメスの対比が印象的な場面として紹介されます。

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