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ゾウアザラシとは?

ぞうあざらし

ゾウアザラシとは、オスが鼻先を膨らませてゾウの鼻のように伸ばすことができる大型のアザラシで、アシカ科に近い鰭脚類の中でも最大級の体格を誇ります。

ゾウアザラシ(象海豹)は、ゾウアザラシ属(Mirounga)に分類される鰭脚類で、北ゾウアザラシ(M. angustirostris)と南ゾウアザラシ(M. leonina)の2種があります。名前の由来はオスの吻部(ふんぶ)が象の鼻のように肥大して垂れ下がることにあり、この突起は発情期に大きく膨らみ、大きな鳴き声を響かせる共鳴器として機能します。

体の大きさには著しい性的二形が見られ、オスはメスに比べてはるかに大型です。南ゾウアザラシの成熟オスでは体長5〜6メートル、体重2000〜4000キログラムにも達し、現存する鰭脚類の中で最大です。メスはオスの4分の1程度の体重しかありません。

南ゾウアザラシは南大洋のサウスジョージア島などのサブ南極諸島、北ゾウアザラシは北太平洋のカリフォルニア州バハカリフォルニア周辺の島々で繁殖します。繁殖期にはオス同士が激しい戦いを繰り広げ、勝者がハーレムを形成して多数のメスと交尾します。

深海潜水能力が高く、1500メートルを超える深度まで潜り、1〜2時間潜水を続けることができます。イカ・魚類・小型サメなどを主食とします。19世紀には毛皮と油脂のために乱獲されて激減しましたが、保護政策によって現在は個体数が回復しています。

使い方・例文

カリフォルニア州アニョ・ヌエボ州立公園では、毎年冬に北ゾウアザラシが上陸して繁殖するシーズンに、間近での観察ツアーが人気を集めます。

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