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ウェッデルアザラシとは?

うぇっでるあざらし

ウェッデルアザラシとは、南極大陸沿岸の氷下に生息するアザラシで、哺乳類の中でも最も南極に深く適応した種の一つです。

ウェッデルアザラシ(学名:Leptonychotes weddellii)は、アザラシ科に属する大型の鰭脚類です。英語では「Weddell Seal」と呼ばれ、南極探検家ジェームズ・ウェッデルにちなんで命名されました。体長は成体で約2.5〜2.9メートル、体重は400〜600キログラムに達します。

南極大陸の沿岸氷域に周年生息し、陸上(氷上)より水中で過ごす時間が長い種です。極めて優れた潜水能力を持ち、水深600メートル以上、時間にして80分以上の潜水記録が知られています。歯で氷に穴を開けて呼吸孔を維持する行動が特徴的で、これにより厳冬期も氷下の海で活動できます。

主な食物はマダラコックなどの魚類やイカ類です。繁殖は南極の春(9〜10月)に氷上で行われ、母親は子を数週間授乳します。子どもは生後6〜7週間で水中生活を始めます。

人間を恐れないおとなしい性質から、科学者の接近を許容することが多く、南極生態系研究の対象として重要な位置づけにあります。IUCNでは軽度懸念(LC)に分類されています。

使い方・例文

ウェッデルアザラシは南極観測基地の近くでも見かけられることがあり、研究者が装着したデータロガーによって氷下の深海潜水行動が詳しく記録されています。

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