たまねぎとは?
たまねぎ
たまねぎとは、ユリ科(ヒガンバナ科)の球根野菜で、辛みと甘みのバランスが特徴的な、世界中の料理に欠かせない食材です。
たまねぎ(玉ねぎ)は学名をAllium cepaといい、ネギ・ニンニク・ニラと同じヒガンバナ科ネギ属に属する多年草です。食用とする球根部分は葉の基部が肥大した「鱗茎(りんけい)」で、重なった層状の構造をしています。原産地は中央アジアとされ、古代エジプトやメソポタミアでも栽培された記録が残る歴史ある野菜です。
たまねぎの辛みの正体は、硫化アリルなどの硫黄化合物です。切った際に目が痛くなるのも同じ成分によるもので、催涙性があります。加熱すると辛みが消えて甘みが引き出されるのは、糖分(ショ糖・果糖など)が熱によって分解・変化するためです。
主な栄養素と健康効果は次のとおりです。
- ケルセチン(ポリフェノール):抗酸化作用があり、生活習慣病予防に関連
- 硫化アリル:血液をさらさらにする働きが期待される
- 食物繊維:腸内環境の改善を助ける
- ビタミンB1の吸収促進:肉類と組み合わせると効果的
日本では北海道産が全国流通の中心で、品種も黄玉ねぎ・赤玉ねぎ・白玉ねぎなど多様です。炒め物・スープ・カレー・ドレッシングなど幅広い料理に使われる汎用性の高い野菜です。
使い方・例文
カレーを作るとき、たまねぎを弱火で長時間炒めると「飴色たまねぎ」になり、料理全体に深いコクと甘みが加わります。この工程が美味しいカレーの鍵とも言われます。
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