メソポタミアとは?
めそぽたみあ
メソポタミアとは、チグリス川とユーフラテス川に挟まれた現在のイラクを中心とする地域で、世界最古の文明が誕生した「文明の揺りかご」として知られています。
メソポタミア(Mesopotamia)は、ギリシャ語で「川と川の間の土地」を意味し、チグリス川とユーフラテス川にはさまれた肥沃な地域を指します。現在のイラクを中心に、シリアやトルコの一部も含みます。
人類の歴史において、メソポタミアは世界最古の文明が生まれた場所として特別な位置を占めています。紀元前4000〜3000年ごろに都市文明が形成され始め、シュメール文明が興りました。その後、アッカド王国、バビロニア、アッシリア、新バビロニア王国など多くの強力な文明や国家が興亡しました。
メソポタミアが人類史に残した主な業績は次のとおりです。
- 楔形文字(くさびがたもじ):世界最古の文字体系の一つ
- ハンムラビ法典:現存する最古の成文法典の一つ
- 農業の発展と灌漑技術
- 暦・天文学・数学の発達
- 都市国家と行政制度の形成
この地域の肥沃な土地と二大河川が農業生産を支え、余剰食料が都市の形成と専門職の分化を促しました。現代の多くの文化・技術・法制度の遠い起源がメソポタミアに求められるとされており、「文明の揺りかご」と呼ばれる所以となっています。
使い方・例文
歴史の授業でチグリス・ユーフラテス川流域の地図を見るとき、そこに記されている「メソポタミア」という名称が人類最初の都市文明の舞台を指しています。
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