麩まんじゅうとは?
ふまんじゅう
麩まんじゅうとは、小麦粉のグルテンを主原料とした麩(ふ)の生地で餡を包み、笹の葉で巻いて蒸し上げた和菓子で、もちもちとした食感と爽やかな香りが特徴です。
麩まんじゅう(ふまんじゅう)は、小麦粉のグルテン(たんぱく質)を加工した生麩(なまふ)の生地を使って作るまんじゅうの一種です。通常のまんじゅうが米粉や小麦粉主体の皮を用いるのに対し、麩まんじゅうはグルテン特有のもちもちとした弾力ある食感が際立ちます。
製造方法は、グルテンを水でこねて弾力を引き出した生麩の生地に、こしあんや抹茶あんなどの餡を包み、笹の葉でくるんで蒸します。笹の葉が蒸し上がりの際に独特の清々しい香りを移すため、見た目と香りの両面で涼感を演出します。完成した麩まんじゅうは半透明の翡翠色または薄緑色を帯び、美しい外観も魅力のひとつです。
京都や金沢など老舗和菓子の盛んな地域で古くから作られており、夏の涼菓子として位置づけられることが多いです。笹の葉には抗菌作用があるとされ、蒸した後もしばらく衛生的に保てる利点もあります。
家庭での再現には市販の生麩を使う方法もあり、近年は食物繊維・たんぱく質が豊富な麩を健康食として見直す動きと合わせて、麩まんじゅうへの関心も高まっています。
使い方・例文
茶道のお茶席では夏の季節菓子として麩まんじゅうが用いられることがあり、笹の葉に包まれたまま出された菓子を自分でほどいて食べるスタイルが風情を添えます。
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