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生麩とは?

なまふ

生麩とは、小麦粉グルテンを主原料として作られる日本の伝統食材で、もちもちとした独特の食感と淡白な味わいが特徴です。

生麩(なまふ)は、小麦粉に含まれるたんぱく質であるグルテンを取り出し、もち米粉(白玉粉など)を加えて蒸し上げた日本の伝統食材です。製造工程では、小麦粉を水でこねて水洗いを繰り返すことでデンプンを除き、残ったグルテンの塊(生地)に調味料やもち米粉を混ぜて成形・蒸煮します。

生麩の特徴は、なめらかでもちもちとした食感と、淡白でやさしい風味にあります。彩りよく仕上げるためにヨモギ・紅麹・抹茶などを加えたものも多く、料理の見た目を引き立てます。保存がきかないため「生」の名がつき、消費期限が短い点が麩(焼き麩・干し麩)との違いです。

主な使われ方は以下のとおりです。

  • 京料理・精進料理:煮物や汁物の具として上品な彩りを添える
  • 田楽:みそを塗って焼いた「麩の田楽」は京都の名物
  • 串揚げ・鍋料理:衣をつけて揚げたり、鍋の具として楽しむ
  • 甘味:あんを包んだ「麩まんじゅう」として和菓子に応用

高たんぱく・低脂肪であることから健康食材としても注目されており、精進料理の文化圏では肉の代替としても重宝されてきた食材です。

使い方・例文

「京都の料亭で出た碗物には、ヨモギ色の生麩が浮かんでおり、彩りと食感が印象的だった。」

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