行送りとは?
ぎょうおくり
行送りとは、組版・タイポグラフィにおいて連続する行と行の間隔(行間)のことで、文章の読みやすさを左右する重要な設定です。
行送り(ぎょうおくり)とは、印刷物やデジタルコンテンツの組版において、ある行のベースライン(文字の底辺の基準線)から次の行のベースラインまでの垂直方向の距離を指します。「行間」と混同されることがありますが、厳密には行間が文字の上端から次の文字の下端までの空き部分を指すのに対し、行送りはベースライン間の距離全体を意味します。
行送りは文章の可読性に直結する要素です。行送りが狭いと行と行が重なって見えたり、視線が次の行を探しにくくなったりします。一方、行送りが広すぎると各行が孤立した印象となり、文章としての流れが途切れて感じられます。一般的に、本文の行送りはフォントサイズの1.5〜2倍程度が読みやすいとされています。
デジタルデザインではCSSのline-heightプロパティで行送りを制御します。印刷・DTPの分野では、使用するフォントの種類・文字サイズ・媒体(書籍・雑誌・新聞など)によって最適な行送りが異なります。
- 書籍の本文 — やや広めの行送りで長文の読み疲れを防ぐ
- 新聞 — 紙面効率を優先するため比較的狭め
- Webページ — デバイスや画面サイズに合わせてレスポンシブに調整
適切な行送りの設定はUX(ユーザー体験)の観点でも重視されており、アクセシビリティガイドラインでも推奨値が示されています。
使い方・例文
「行送りを広げて本文を読みやすくする」「CSSのline-heightで行送りを1.8に設定する」のような場面で登場します。
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