コンテとは?
こんて
コンテとは、フランスの乳製品を代表するハードチーズで、フランシュ=コンテ地方原産のAOP(原産地呼称保護)認定を受けた熟成チーズです。
コンテ(Comté)は、フランス東部のフランシュ=コンテ地方(現在のブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏)で生産される、フランス最大の生産量を誇るAOP認定ハードチーズです。ジュラ山脈の牧草地で放牧されたモンベリアルド種の牛の生乳のみを原料とし、専用の銅釜で加熱・プレスして成型されます。
コンテの製造と熟成には厳格なルールがあります。1頭の牛が1日に産する乳量では1個のコンテを作るのに不足するほど大量の生乳が必要で、農家(フリュイティエール)が集乳して小規模な協同乳業(フリュイティエール・フロマジェール)で製造されます。熟成期間は最低4か月から、長いものでは24か月以上に及びます。
風味の特徴は熟成期間によって大きく異なります。
- 若いコンテ(4〜8か月):クリーミーでマイルド、甘みが前面に出る
- 中熟成(12〜18か月):ナッツや果実のような風味が複雑に重なる
- 長熟成(24か月以上):結晶が生まれ、濃厚でスパイシーな深みのある味わい
料理においては、そのまま食べるほかチーズフォンデュ、グラタン、サンドイッチ、サラダなど幅広く使われます。フランス国内消費の大部分を占めるチーズであり、フランスの食文化を象徴する存在の一つです。
使い方・例文
フランス料理のチーズプレートでよく登場し、白ワインやジュラのヴァン・ジョーヌとの相性が良いとされます。チーズフォンデュの材料としても定番です。
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