薄葉紙とは?
うすようし
薄葉紙とは、非常に薄く軽く仕上げられた紙の総称で、包装材・辞書用紙・カーボン紙のベースなど多岐にわたって使われます。
薄葉紙(うすようし・はくようし)とは、その名のとおり極めて薄く漉かれた紙の総称です。一般的な印刷用紙が70〜90g/㎡程度であるのに対し、薄葉紙は30g/㎡以下のものも多く、なかには17〜20g/㎡程度の超薄手の製品も存在します。
薄葉紙が求められる主な理由は、軽量性・収納性・コスト削減です。同じ冊数や枚数の書籍・書類でも、薄葉紙を使うことで大幅に重量と厚みを減らせます。辞書や聖書など厚い冊子に薄葉紙が採用されるのはこのためで、「バイブルペーパー」「辞書用紙」とも呼ばれます。
代表的な用途は以下のとおりです。
- 辞典・聖書・法律書など大部の書籍の本文用紙
- 商品の包装や緩衝材(ティッシュペーパー的用途)
- カーボン複写用紙のベース
- 航空便用の軽量レターペーパー(エアメール用紙)
- フィルター・茶こしなどの工業用途
素材はパルプのみの場合と、強度を高めるため合成繊維を混抄する場合があります。薄くても破れにくい強度を確保するために、長繊維のパルプや特殊な製紙技術が用いられることも多く、専門メーカーによって品質が大きく異なります。
使い方・例文
「辞典の本文に薄葉紙を採用することで、1200ページを超える内容でも持ち運びやすい厚さに収めた」のように、出版・印刷の文脈でよく登場します。
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