胚とは?
はい
胚とは、受精卵が細胞分裂を繰り返して個体の基本形態を作り始めた初期段階の生命体のことです。
胚(はい)とは、受精卵が細胞分裂を開始してから、ある程度の器官形成が完了するまでの初期発生段階にある生物体を指します。動物では一般に、受精から主要な臓器の原基が形成されるまでの期間が「胚」と呼ばれ、それ以降は「胎児」とよばれるようになります。
受精卵はまず卵割と呼ばれる急速な細胞分裂を行い、桑実胚・胞胚という段階を経てから原腸胚形成が起こります。この過程で外胚葉・中胚葉・内胚葉という三つの胚葉が分化し、それぞれが皮膚・筋肉・内臓などの異なる組織へと発達していきます。
植物においても胚は重要な概念で、種子の中に存在する胚は根・茎・葉の原基をすでに備えており、発芽の際に展開していきます。
胚の研究は生命科学の根幹をなしており、胚性幹細胞(ES細胞)や再生医療の分野とも深く関わっています。また農業分野では胚の凍結保存・移植技術が家畜の品種改良に活用されています。
使い方・例文
生物の授業では、カエルの卵が受精してから細胞分裂を繰り返す過程を観察し、胚の発生段階を学びます。
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