竜骨とは?
りゅうこつ
竜骨とは、人体の胸部中央を縦に走る平らな骨(胸骨)の俗称で、解剖学的には「胸骨」と同一または胸骨の剣状突起部分を指すこともあります。
竜骨(りゅうこつ)は、主に人体解剖学・医学の文脈で胸部前面の中央に位置する縦長の扁平な骨、すなわち胸骨(sternum)を指す言葉です。また、船の底部中央を縦に通る構造材(キール)を同じく「竜骨」と呼ぶことがありますが、体・健康のカテゴリーでは主に人体の骨格構造として扱われます。
人体における竜骨(胸骨)は次の3部分からなります。
- 胸骨柄(きょうこつへい):最上部。鎖骨や第1・第2肋骨と関節をなす
- 胸骨体(きょうこつたい):中央の長い部分。第2〜第7肋軟骨と接続する
- 剣状突起(けんじょうとっき):最下端の小さな突起。「竜骨」と特定してこの部位を指すこともある
胸骨は左右の肋骨と胸郭を形成し、心臓・肺などの重要臓器を物理的に保護する役割を担っています。また、胸骨内部には骨髄が存在し、血液細胞の産生(造血)にも関わっています。
医療的には、胸骨骨折(交通事故・心肺蘇生時の胸骨圧迫で生じることがある)や胸骨正中切開(心臓手術でのアクセスルート)などの文脈でよく登場します。東洋医学では「鳩尾(みぞおち)」周辺のツボ表記にも関連して使われる場合があります。
使い方・例文
心肺蘇生法(CPR)の講習では、「胸骨(竜骨)の下半分に手を当てて圧迫する」と説明されることがあり、正確な位置を知るための解剖学的用語として登場します。
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