直翅目とは?
ちょくしもく
直翅目とは、バッタ・キリギリス・コオロギなどを含む昆虫の分類群で、発達した後脚による跳躍能力と発音器官を持つことが特徴です。
直翅目(ちょくしもく、Orthoptera)は、昆虫綱に属する目の一つで、バッタ・キリギリス・コオロギ・カマドウマ・エンマコオロギなど約2万7,000種以上が含まれます。「直翅」の名は、前翅(外翅)が直線状に発達することに由来します。
- 発達した後脚:跳躍に特化した大型の後肢を持ち、体重の数十倍の距離を跳ぶことができる種も多い
- 発音と聴覚:前翅を擦り合わせたり(キリギリス類)、後脚を前翅に擦り合わせたり(バッタ類)して音を出す発音器官と、鼓膜聴覚器を持つ
- 変態様式:完全変態ではなく不完全変態(卵→幼虫→成虫)を行い、幼虫は成虫に近い形態を持つ
- 口器:噛むタイプの咀嚼口器を持ち、植物食が多い
直翅目は大きく「キリギリス亜目(長角亜目)」と「バッタ亜目(短角亜目)」に分けられます。キリギリス亜目には触角が長く、夜行性のものが多く、バッタ亜目は触角が短く昼行性のものが多い傾向があります。農業害虫として知られるトノサマバッタ(群生相では「飛蝗」と呼ばれる)は大発生時に農作物を壊滅させる歴史的な害虫でもあります。
使い方・例文
小学校の理科や昆虫図鑑で「直翅目のバッタは後脚が発達していて、草むらを大きくジャンプして移動する」という説明で登場します。
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