コオロギとは?
こおろぎ
コオロギとは、秋の夜に「コロコロ」と鳴くことで知られる昆虫で、バッタの仲間に分類されます。
コオロギは直翅目コオロギ科に属する昆虫の総称です。世界に約900種が知られており、日本ではエンマコオロギ・ミツカドコオロギ・ハラオカメコオロギなどが代表的です。体長は種によって異なりますが、多くは10〜30mm程度で、褐色から黒褐色の体色をしています。
コオロギの最大の特徴は鳴き声です。鳴くのはオスだけで、前翅をこすり合わせることで音を発します。この鳴き声はメスへの求愛や縄張り主張に使われます。気温が高いほど鳴く速度が上がる性質があり、鳴き声の間隔から気温を推定できるとも言われています。日本では秋の風物詩として古くから親しまれ、俳句の季語にもなっています。
食性は雑食性で、植物の葉・種子・小型昆虫・有機物の残骸などを食べます。夜行性が強く、昼間は石の下や草むらに潜んでいます。卵→幼虫→成虫の不完全変態で成長し、成虫の寿命は数ヶ月程度です。
近年はコオロギが昆虫食の食材として注目されています。高タンパク・低脂質で環境負荷が小さいとして、粉末状にしたコオロギを加えたパンやスナック菓子が商品化されています。また釣りのエサや爬虫類の餌としても広く流通しています。
使い方・例文
秋の夜、草むらから聞こえる「コロコロ」「リリリ」という鳴き声はコオロギのオスが翅をこすり合わせて出すもので、日本の秋を代表する虫の音として親しまれています。
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