キリギリスとは?
きりぎりす
キリギリスとは、バッタ目キリギリス科に属する昆虫で、夏に「ギーッチョン」と鳴く日本の代表的な鳴く虫のひとつです。
キリギリスは、バッタ目キリギリス科に属する昆虫です。日本ではニホンキリギリスが代表種で、本州・四国・九州の草地や河原などに生息しています。体長は3〜4センチほどで、緑色または茶色の体色を持ち、後ろ足が発達していてよく跳びます。
キリギリスの最大の特徴は鳴き声です。オスは前翅をこすり合わせて「ギーッチョン」という独特の鳴き声を出し、縄張りの主張やメスへの求愛に使います。この鳴き声は夏の風物詩として古くから日本人に親しまれ、俳句の季語にもなっています。
食性は雑食性で、植物の葉や茎のほか、小昆虫も捕食します。成虫の活動期は夏から秋にかけてで、卵で越冬し翌春から夏に幼虫が孵化します。
文化的にキリギリスはイソップ寓話「アリとキリギリス」で広く知られています。夏の間遊んで過ごしたキリギリスが冬に食べ物に困るという話で、「将来への備えの大切さ」を教える寓話として世界中に普及しています。ただし原典のギリシャ語版ではセミが登場しており、北欧などに広まる過程でキリギリスに置き換えられたとされています。
使い方・例文
「夏の草むらでキリギリスの鳴き声が聞こえてくると、夏本番を感じる」というように、季節感を表す文脈でよく登場します。
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