カマドウマとは?
かまどうま
カマドウマとは、湿った暗い場所を好む昆虫で、長い触角と大きく湾曲した背中が特徴の、コオロギの仲間です。
カマドウマは、バッタ目カマドウマ科に属する昆虫で、正式にはDiestrammena japonicaなどの種を指しますが、カマドウマ科全体の通称としても使われます。日本を含む東アジアに広く分布し、山間部から都市部の住宅まで幅広い環境に生息しています。
最大の特徴は翅を持たないことと、体の割に極めて長い触角・脚、そして大きくアーチ状に盛り上がった背中です。この体型が「竈(かまど)」の前で丸まった馬の姿に見えることから「カマドウマ」の名がつきました。体長は2〜3センチ程度で、体色は黄褐色から褐色のまだら模様が多いです。
暗くて湿った環境を好み、洞窟・地下室・風呂場・便所・流しの下などに生息します。かつては農家のかまど周辺で普通に見られたため「便所コオロギ」とも俗称されます。雑食性で、腐食した植物・昆虫の死骸・菌類などを食べます。
コオロギの仲間ながらも鳴くことができないのも特徴の一つです。後脚が発達しており、体の大きさに対して非常に高くジャンプします。驚いたときに予測できない方向へ跳ぶため、遭遇した人が驚くことも多いです。害虫ではありませんが、家の中に侵入すると不快害虫として扱われることがあります。
使い方・例文
古い日本家屋や山小屋の薄暗い隅でばったり出くわしたり、洞窟探険の解説で「洞窟に生息するカマドウマ」として紹介されたりする場面でよく登場します。
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