瘀血とは?
おけつ
瘀血とは、東洋医学において体内の血液の流れが滞った状態を指し、さまざまな不調の原因と考えられる概念です。
瘀血(おけつ)とは、中医学・漢方医学において血液が正常に循環できず、体内のどこかに滞留・凝滞した状態を表す病理概念です。「瘀」は「滞る・詰まる」という意味を持ち、血の流れが悪くなった状態全般を指します。
東洋医学では、気・血・水(津液)の三つが体内をスムーズに巡ることで健康が維持されると考えます。このうち「血」の流れが乱れた状態が瘀血であり、以下のようなさまざまな症状と関連するとされます。
瘀血の原因としては、冷え・ストレス・不規則な生活・外傷・慢性的な炎症などが挙げられます。漢方治療では、血行を促進する「活血化瘀(かっけつかお)」の働きを持つ生薬(桂枝茯苓丸・桃核承気湯・当帰芍薬散など)を用いて改善を図ります。
現代医学の概念とは異なりますが、血流障害・炎症・血栓形成といった状態と部分的に重なる側面もあり、研究者から注目されています。体質改善の観点から、食事・運動・鍼灸なども瘀血の解消に活用されます。
使い方・例文
冷え性で月経痛がひどく、顔色が暗いという方が漢方外来を受診した際、瘀血体質と診断されて活血化瘀の処方を受けるケースがあります。
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