当帰とは?
とうき
当帰とは、セリ科の多年草の根を乾燥させた生薬で、婦人科系の不調や貧血に広く用いられる漢方の代表的な補血薬です。
当帰(とうき)は、Angelica acutiloba(トウキ)またはその近縁種の根を乾燥させた生薬で、漢方医学において「補血薬」の代表格として位置づけられています。甘みと辛みを持ち、独特の芳香があります。
「当帰」という名前は、「まさに帰るべき」という意味を持つともいわれ、昔の中国では出征した夫の健康を祈る妻がこの薬草を服用したという言い伝えから名づけられたという説もあります。それほど女性の体に深く関わってきた薬草です。
漢方における主な効能は以下の通りです。
当帰は単独で使われるほか、「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」「四物湯(しもつとう)」「加味逍遙散(かみしょうようさん)」など、多くの漢方処方の構成生薬として配合されています。現代では月経異常・更年期障害・冷え性・貧血などに対する漢方治療で広く使用されています。
使い方・例文
婦人科クリニックや漢方薬局で処方される「当帰芍薬散」などの漢方薬の成分として、「当帰」の名前が薬袋や説明書に記載されています。
この用語をシェア
最終更新: