点滴静脈内注射とは?
てんてきじょうみゃくないちゅうしゃ
点滴静脈内注射とは、薬剤や輸液を静脈に針を刺して一定時間かけてゆっくり注入する投与方法で、「点滴」とも呼ばれます。
点滴静脈内注射(intravenous drip infusion)は、薬液や輸液をチューブと留置針(カテーテル)を通じて静脈内へ持続的に投与する方法です。一般に「点滴」と呼ばれ、病院での治療において最も頻繁に使われる投与ルートのひとつです。
この方法の主な特徴は以下のとおりです。
- 薬剤が直接血液中に入るため、効果が速く現れる
- 一定速度で投与するため血中濃度を安定させやすい
- 経口摂取できない患者にも水分・栄養・電解質を補給できる
- 大量輸液や刺激性の強い薬剤の投与が可能
点滴に使われる輸液の種類としては、生理食塩液、乳酸リンゲル液、ブドウ糖液、高カロリー輸液などがあり、患者の病態に合わせて選択されます。抗生物質・抗がん剤・鎮痛薬・抗凝固薬などもこのルートで投与されることが多いです。
点滴の速度(滴下数)は、投与する薬剤の種類・患者の体重・心臓や腎臓の機能に応じて設定されます。管理不良による速度超過は心不全や肺水腫を引き起こすリスクがあるため、医療者が定期的に観察・調整します。留置針の刺入部位の感染や静脈炎にも注意が必要です。
使い方・例文
「高熱と脱水症状が出た患者に、生理食塩液と抗生物質を混ぜた点滴静脈内注射が4時間かけて行われた。」手術後の水分・電解質管理や、経口摂取が困難な場合の栄養補給にも広く利用されます。
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