清見とは?
きよみ
清見とは、日本で開発されたミカンとオレンジの交配種(タンゴール)で、甘みと香りのバランスに優れた柑橘類です。
清見(きよみ)は、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の前身にあたる農林省園芸試験場(静岡県清水市、現・静岡市)で育成された柑橘類の品種です。宮川早生(温州ミカン)とトロビタオレンジを交配して作られたタンゴール(ミカン類とオレンジ類の交配種)で、1979年に品種登録されました。
清見の特徴として、
- 果皮はオレンジに近いオレンジ色で、やや粗い
- 果肉は柔らかくジューシーで、甘みと酸味のバランスが良い
- 香りが豊かで、オレンジに近いさわやかな香りを持つ
- 種子がやや多く、果皮が剥きにくいという難点がある
清見は国内で生産されるほか、後の柑橘品種育種においても重要な「親品種」として活用されています。清見を片親に持つ品種として、「せとか」「はるみ」「天草(あまくさ)」「不知火(しらぬい、デコポン)」などがあり、現在流通する多くの高品質柑橘の基盤となっています。
旬は1月〜3月頃で、主に愛媛県・和歌山県・静岡県などで栽培されています。生食のほかジュースにも適しており、柑橘好きから根強い人気を誇ります。
使い方・例文
スーパーの柑橘コーナーで「清見オレンジ」として販売されていることがあるほか、柑橘の品種解説で「デコポンの親品種のひとつ」として紹介される場面でよく登場します。
この用語をシェア
最終更新: