毛孔性苔癬とは?
もうこうせいたいせん
毛孔性苔癬とは、毛穴に角質が詰まることで皮膚がざらざらしたり小さなブツブツができたりする、比較的よく見られる皮膚の状態です。
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)は、毛穴(毛孔)の開口部に角質が過剰に蓄積することで生じる皮膚の状態です。英語では「Keratosis Pilaris(KP)」とも呼ばれ、鶏肌(とりはだ)に似た小さな角質性丘疹が多数現れます。医学的な病気というよりも生理的な皮膚のバリエーションに近いとされており、炎症や感染を伴わない場合は治療の必要がないことも多いです。
好発部位は上腕の外側・太ももの外側・頬などで、ざらざらした触感と見た目のぶつぶつが特徴です。かゆみや痛みを伴わないことが多いですが、乾燥すると赤みが強くなる場合もあります。
原因として、皮膚のケラチン産生が過剰になることで毛孔が詰まるメカニズムが考えられています。遺伝的傾向が強く、家族内に同様の状態の人がいることが多いです。乾燥した季節や低湿度の環境で悪化しやすい特徴があります。
改善には以下の方法が有効とされています。
- 保湿剤の継続使用(セラミドやヘパリン類似物質を含む製品が有効)
- 尿素やサリチル酸を含む角質軟化剤の外用
- 入浴時のやさしいスクラブ
- 加湿器の使用など生活環境の見直し
完全に消えにくい場合もありますが、ケアを続けることで質感や見た目の改善が期待できます。
使い方・例文
二の腕の外側がざらざらしていて、細かいぶつぶつが気になる場合に「毛孔性苔癬かもしれない」と皮膚科で話題になります。思春期に悪化しやすく、成人後に自然に改善することもあります。
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