尋常性痤瘡とは?
じんじょうせいざそう
尋常性痤瘡とは、毛穴の詰まりと細菌感染によって生じるニキビの医学的正式名称で、思春期を中心に幅広い年代に見られる皮膚疾患です。
尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)は、一般にニキビと呼ばれる皮膚疾患の医学用語です。毛穴の出口が皮脂や角質で詰まり、そこにアクネ菌(Cutibacterium acnes)が増殖することで炎症が起きる慢性的な疾患で、皮膚科領域で最も頻度の高い疾患の一つです。
発症の主な要因は以下のとおりです。
- 皮脂の過剰分泌:男性ホルモン(アンドロゲン)の影響で皮脂腺が活発になる
- 毛穴の閉塞:毛穴の出口で角質が厚くなり、皮脂が詰まる
- アクネ菌の増殖:嫌気性菌であるアクネ菌が詰まった毛穴内で増え、炎症を引き起こす
病変の種類には、白いプツプツ(白頭粉刺)、黒いプツプツ(黒頭粉刺)、赤い丘疹、膿疱、結節、嚢腫などがあり、重症度によって治療方針が変わります。思春期に最も多く見られますが、成人にも生じます。
治療には、角質溶解剤(アダパレン・過酸化ベンゾイルなど)、抗生物質の外用・内服、ホルモン療法などが用いられます。適切な洗顔・保湿・生活習慣の改善も重要で、瘢痕(ニキビ跡)を残さないよう早期治療が推奨されます。
使い方・例文
皮膚科で「尋常性痤瘡」と診断された場合、一般的にはニキビ治療の薬が処方されます。診断書・保険請求書などの医療文書でニキビの正式病名として記載されます。
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