皮脂とは?
ひし
皮脂とは、皮膚の皮脂腺から分泌される油性の物質で、肌の水分蒸発を防ぎバリア機能を担う役割を果たしています。
皮脂は、皮膚の真皮層にある皮脂腺(ひしせん)で産生・分泌される脂質混合物です。主な成分はトリグリセリド、スクアレン、ワックスエステル、遊離脂肪酸などで、これらが肌表面に薄い膜(皮脂膜)を形成します。
皮脂の主な役割としては次のものが挙げられます。
- 保湿・バリア機能:皮脂膜が水分の蒸発を防ぎ、外部からの刺激や雑菌の侵入を抑える。
- 抗菌作用:皮脂膜のpHはやや酸性(弱酸性)であり、有害菌の繁殖を抑制する。
- 潤滑作用:皮膚や毛髪の表面をなめらかに保つ。
皮脂の分泌量は部位・年齢・性別・季節・ホルモンバランスによって異なります。顔のTゾーン(額・鼻・あご)や頭皮、背中などは皮脂腺が多く分布しており、皮脂が多く分泌されやすい部位です。思春期にはホルモンの影響で皮脂分泌が増加し、ニキビ(尋常性ざ瘡)の原因になることがあります。一方、加齢とともに皮脂分泌は低下し、乾燥肌になりやすくなります。
過剰な皮脂はテカリや毛穴の詰まり・ニキビの要因になる一方、皮脂が不足しすぎると肌荒れやかゆみの原因にもなります。スキンケアでは、自分の肌の皮脂量に合った洗顔料や保湿剤を選ぶことが重要とされています。
使い方・例文
皮脂は「ニキビの原因を調べている」「Tゾーンのテカリが気になる」「スキンケアの基礎知識を学びたい」といった肌に関する疑問を調べる際によく登場する用語です。
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