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水疱症とは?

すいほうしょう

水疱症とは、皮膚や粘膜に水ぶくれ(水疱)が多発する疾患の総称で、自己免疫性のものや遺伝性のものなど複数の種類があります。

水疱症(すいほうしょう)は、皮膚や粘膜に水疱(みずぶくれ)が繰り返し生じる疾患群の総称です。一口に「水疱症」といっても発症カニズムが異なる複数の病態を指し、大きく自己免疫性水疱症・遺伝性水疱症・感染症に伴うものなどに分類されます。

代表的な疾患として以下が挙げられます。

  • 天疱瘡(てんぽうそう):皮膚や粘膜の細胞をつなぐタンパク質に対する自己抗体が産生され、表皮内に水疱が生じる自己免疫疾患
  • 水疱性類天疱瘡:表皮と真皮の境界(基底膜部)への自己抗体によって生じ、高齢者に多い
  • 先天性表皮水疱症:皮膚を構成するたんぱく質の遺伝子変異により、わずかな摩擦でも水疱が生じる遺伝性疾患

症状は疾患によって異なりますが、共通して皮膚や口腔粘膜に水疱が生じ、破れると糜爛(びらん)となって痛みを伴います。重症の場合は感染症を合併したり、生命に関わることもあります。

治療は原因に応じて異なり、自己免疫性水疱症にはステロイドや免疫抑制剤が中心となります。遺伝性の場合は根治療法は限られ、創傷管理が主体となります。

使い方・例文

皮膚科で「水疱症」という言葉が登場するのは、繰り返す原因不明の水ぶくれを調べる文脈や、天疱瘡・類天疱瘡などの診断・治療の説明の場面です。

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