橈骨神経とは?
とうこつしんけい
橈骨神経とは、腕の外側を走る末梢神経で、上腕から前腕・手の背側の感覚と、肘や手首・指を伸ばす筋肉の動きを支配する重要な神経です。
橈骨神経(とうこつしんけい、Radial Nerve)は、腕神経叢(C5〜T1)から分岐する末梢神経の一つで、上肢において最も分布範囲が広い神経です。腋窩(わきの下)から上腕の後面を螺旋状に下り、肘の外側を経て前腕へと向かいます。
橈骨神経が支配する主な機能は以下の二つに大別されます。
橈骨神経は上腕骨の後面を走るため、骨折や圧迫によって傷つきやすい神経でもあります。代表的な障害として「橈骨神経麻痺(下垂手・wrist drop)」があり、手首や指が下に垂れ下がったまま持ち上げられなくなる状態です。腕枕や松葉杖の圧迫でも生じることがあるため、「土曜の夜の麻痺(Saturday night palsy)」とも呼ばれます。
整形外科・神経学・リハビリテーション医学の分野で重要な神経であり、損傷時の回復訓練や手術的治療が行われます。
使い方・例文
整形外科や神経学の診察で「橈骨神経麻痺が疑われる」「橈骨神経の走行を確認する」のように使われ、上腕骨骨折の合併症として特に言及されます。
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