手の甲とは?
てのこう
手の甲とは、手の外側(甲側)の面のことで、手のひらの反対側にあたる部位です。
手の甲は、手の背面(甲側)を指す解剖学的な部位名です。手のひら(掌)とは反対側にあたり、指の付け根から手首までの範囲を指します。皮膚の薄さや血管・腱の見えやすさが手のひら側と異なることが特徴です。
解剖学的には、手の甲には以下のような構造が含まれます。
- 中手骨――手首から各指へと続く5本の骨で、手の甲の骨格を形成する
- 腱――指を伸ばす筋肉(伸筋)の腱が走り、手の甲の皮膚の下に見えることがある
- 静脈――皮下の静脈が透けて見えやすい部位で、注射や点滴の針を刺す部位として医療で使われる
- リンパ管――免疫系の一部として全身のリンパ流を支える
医療の現場では手の甲の静脈が点滴・採血・静脈注射に使われることが多く、皮膚が薄く血管が見えやすいという特性が活用されています。また、手の甲の皮膚は弾力性の変化で脱水状態の目安を確認する「皮膚ツルゴール検査」にも用いられます。
日常的にも、手の甲はよく目につく部位のため、乾燥しやすく、ハンドクリームでのケアが特に必要な箇所でもあります。また、手の甲に入れるタトゥーは人目に触れやすいため、社会的・文化的な文脈で取り上げられることもあります。
使い方・例文
「蚊に刺されて手の甲が腫れてしまった」や「点滴は手の甲の血管から行うことが多い」という医療・日常場面で使われます。
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