木曽路とは?
きそじ
木曽路とは、長野県南部の木曽谷を通る旧中山道の区間を指し、江戸時代の宿場町の風情を今に伝える歴史街道です。
木曽路(きそじ)とは、長野県南部の木曽川沿いに広がる木曽谷を縦断する旧中山道の一区間を指します。島崎藤村の小説『夜明け前』の冒頭「木曽路はすべて山の中である」という一文でも広く知られ、深い山々に囲まれた美しい渓谷の風景と歴史的な宿場町が今も残る地域です。
江戸時代、中山道は江戸と京都を結ぶ主要な街道のひとつで、木曽谷には多くの宿場が置かれました。現在も「木曽十一宿」として知られる宿場の痕跡が残っており、特に以下の宿場町が保存状態が良く観光地として人気です。
- 奈良井宿:日本最長の宿場町として国の重要伝統的建造物群保存地区に指定
- 妻籠宿:日本初の重要伝統的建造物群保存地区のひとつ
- 馬籠宿:島崎藤村の生誕地で山間に石畳が続く宿場(現在は岐阜県)
木曽路の特産品としては、木曽漆器や木工工芸が有名で、森林資源が豊かな地域性が育んだ伝統工芸として受け継がれています。また木曽ヒノキの産地としても知られ、日本三大美林のひとつに数えられています。現在は国道19号と中央本線が並走しており、観光・アクセスの主軸となっています。
使い方・例文
歴史街道を歩くトレッキングツアーで奈良井宿から妻籠宿まで中山道の石畳を歩く際に、その経路全体が「木曽路」と紹介されます。
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