渓谷とは?
けいこく
渓谷とは、川の浸食によって形成された深い谷で、険しい岩壁と清流が織りなす地形のことです。
渓谷とは、川の流れが長い年月をかけて岩盤を削り取ることで形成された、深く切れ込んだ谷のことです。一般に両岸に険しい岩壁がそびえ、底を清流が流れているものを指し、「谷」よりも狭く急峻なイメージを持ちます。
渓谷は主に川の上流域に形成されます。河川が山地を流れる過程で岩盤を垂直方向に削る「下方侵食(下刻)」が盛んに起きると、V字型の深い谷が生まれます。特に火山岩や花崗岩など硬い岩盤の地域では、侵食に時間がかかる分だけ急峻な渓谷が形成されやすい傾向があります。
日本には多くの著名な渓谷があります。
- 黒部峡谷(富山県):日本最大級の峡谷で、黒部川が飛騨山脈を削って形成
- 昇仙峡(山梨県):国の特別名勝に指定された花崗岩の渓谷
- 保津峡(京都府):亀岡から嵐山にかけての保津川沿いの渓谷
渓谷は紅葉の名所として観光地になることも多く、ハイキングや川遊びのスポットとしても親しまれています。一方で、急峻な地形は土砂災害や増水による危険とも隣り合わせであり、山岳防災の観点からも重要な地形区分です。
使い方・例文
秋の渓谷はカエデやイチョウの紅葉が岩壁を彩り、多くのハイカーが訪れます。
この用語をシェア
最終更新: