火山岩とは?
かざんがん
火山岩とは、マグマが地表や地表近くで急速に冷え固まってできた岩石の総称です。
火山岩(かざんがん)は、火成岩の一種で、マグマが噴火によって地表に噴出したり、地表ごく近くで急激に冷却・固結してできた岩石を指します。冷却が速いため鉱物の結晶が十分に成長できず、細かい結晶や非晶質(ガラス質)の基地(石基)の中に比較的大きな結晶(斑晶)が散在する斑状組織を示すのが特徴です。
代表的な火山岩には次のものがあります。
- 玄武岩:鉄・マグネシウムに富む黒色の岩石。ハワイや海洋底に多く、溶岩流として広がりやすい
- 安山岩:日本を含む島弧火山帯に最もよく見られる岩石。富士山の噴出物にも含まれる
- 流紋岩:ケイ酸分が多く粘性が高い淡色の岩石。爆発的な噴火と関連することが多い
溶岩が気体を含んだまま固まると、穴が無数に開いたスコリアや軽石(浮石)になります。軽石は密度が低く水に浮くことでも知られます。
火山岩は地球表面の地質を構成する主要な岩石であり、日本のような火山大国では至るところに分布しています。地形の形成や土壌の性質にも大きく影響し、農業・地熱エネルギー・温泉資源とも密接に関係しています。
使い方・例文
理科の実験で溶岩の標本として安山岩や玄武岩が用いられるほか、庭石や石畳の素材として玄武岩が身近に使われています。
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