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宿場町とは?

しゅくばまち

宿場町とは、江戸時代に街道沿いに整備された宿泊・休憩施設を中心とした町で、参勤交代や物流を支えた交通の拠点です。

宿場町(しゅくばまち)とは、江戸時代幕府が整備した五街道をはじめとする主要街道沿いに設けられた、旅人や荷物輸送を支える施設が集まった町です。「宿場」「宿」とも呼ばれ、街道交通の核となる存在でした。

宿場町の主な機能と施設には以下のものがありました。

  • 本陣脇本陣大名や幕府の役人など身分の高い旅人が宿泊する格式ある宿泊施設
  • 旅籠(はたご)一般の旅人向けの宿屋。食事付きで宿泊できた
  • 問屋場(といやば):人馬の継ぎ立てを管理する機関。荷物の輸送リレーを担った
  • 茶屋・商店:旅人向けの飲食・物販施設

江戸幕府は参勤交代制度を通じて大名行列の往来を義務付けており、宿場町はその受け入れ拠点として整備されました。東海道には53の宿場が置かれ(東海道五十三次)、中山道・日光街道・奥州街道・甲州街道にも多数の宿場が連なりました。

明治時代に入ると鉄道の発達によって旅人の往来が街道から離れ、多くの宿場町は衰退しました。一方で、妻籠宿(長野県)や馬籠宿(岐阜県)のように宿場町の景観を保存・活用して観光地として知られる町も存在します。宿場町は江戸時代の流通・交通・社会の仕組みを理解する上で欠かせない存在です。

使い方・例文

日本史の交通・流通史の学習や、国内旅行・観光の文脈でよく使われます。例えば「妻籠宿は江戸時代の宿場町の景観を色濃く残す観光スポットとして人気を集めている」のように紹介されます。

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